プロジェクト概要

AIおよびリモートテクノロジーを用いた心房細動の早期発見により清水区を脳梗塞の少ないまちにする地域医療プロジェクト

Stroke Prevention by early detection of AF in Shimizu : SPAFS

心房細動(AF)は不整脈の中で最も多いもので(発作性・持続性あわせ本邦では170万人とも言われています)、近年増加傾向にあります。

この心房細動によって心房内で血栓が形成され、それが血流にのって脳に達して脳の動脈をつまらせた場合、心原性脳塞栓という重篤な脳梗塞をきたします。死亡率が高く(報告によっては5年生存率39.2%)、よくても寝たきり状態となることが多いこのタイプの脳梗塞は、少なく見積もっても脳梗塞の30%以上と言われており、多くの患者さんが突如として人生設計を狂わされる事態となっているのです。

この心房細動を早期に発見し、早期に治療(抗凝固薬による血栓形成の予防やカテーテルアブレーションによる心房細動自体の治療)を開始することができれば、重篤な脳梗塞の発症を防ぐことが可能となります。

しかし、心房細動は自覚症状のないケースも多く、発作性の場合は発作時でなければ心電図変化がみられないため、初期にはその発見はきわめて困難です。

2021年秋、静岡市清水医師会では、静岡市(静岡市立清水病院)・東京医科歯科大学との3者協同事業として、AIとリモートテクロノジーを活用して心房細動を早期に発見するプロジェクトを開始しました。

まずは、清水区の住民の皆様を対象とし、心房細動を早期に発見・治療開始することで、清水区を日本で一番脳梗塞の少ないまちにすることを目指しています。

世界に発信する清水区のモデル事業として、
清水医師会診療所と静岡市立清水病院、東京医科歯科大学
の連携ネットワークによりすすめてゆきます!